プロジェクト進捗レポート

プロジェクト進捗レポート

2010年からスタートした「サラヤ 100万人の手洗いプロジェクト」は10年目へ。 2019年12月時点での成果をお伝えいたします。

ミレニアム開発目標(MDGs)が目指した乳児死亡率を下げる目標は、2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)に引き継がれました。サラヤはSDGsの17の目標項目のうち「3.すべての人に健康と福祉を」、「6.安全な水とトイレを世界中に」、「17. パートナーシップで目標を達成しよう」を達成するため、安全な水や衛生設備だけでなく、石けんを使った正しい手洗いを普及する活動を継続して支援していきます。

学校における保健衛生教育を支援

全国手洗い事務局は教育・スポーツ省、水と環境省と連携し、カムリ県とイガンガ県にある420校すべての学校のモニタリングを行い、保健衛生授業の普及を図りました。

週に1度の学校集会を通じて、正しい衛生と石けんによる手洗いのメッセージを40,000人の子どもたちに広めることが出来ました。

2019年「世界手洗いの日」関連イベントを実施

10月15日の「世界手洗いの日」に合わせて、様々なイベントを実施しました。

ナパック県で行われた「世界手洗いの日」記念式典では、水と環境省大臣が参列したほか、パートナー団体、機関や関連省庁などの関係者もあわせてやく3,500名が参加しました。

式典前には教育・スポーツ省の協力により、ウガンダ北東部の10の学校で学校衛生コンペティションが開催され、7,000名以上の子どもたちが対象となりました。

また、式典に合わせてウガンダ・ウォーキング協会は、10月15日~25日の期間でナパック県から首都のカンパラまでウォーキングイベントを開催し、石けんによる手洗いの重要性を広める活動を行いました。

コミュニティ主導型総合衛生アプローチの実施

地域で入手可能な材料を使用した衛生設備を導入することを地域社会が主導し、各県当局が監督を行うコミュニティ主導型総合衛生アプローチを、ウガンダ西部の6県で支援しました。

ウガンダ南西部のカムウェンゲ県カフンゲ副郡では、最初の村への訪問の際、県の保険関係者とユニセフのスタッフから成るチームが衛生設備や適正な廃棄物処理にどう取り組むべきか、説明集会を開きました。

また、「トリガリング」と呼ばれる衛生への気づき集会では、村人たちが屋外排泄の場所の特定、その結果として食物や水源が汚染されていることを確認しました。

カフンゲ副郡の保健監査官によると、視覚的な自己評価や地域社会の問題の特定、解決策の模索によってトリガリングの成功率は100%とのことです。

カムウェンゲ県では手洗い設備を利用できる人の割合が62%で、全国平均を大きく上回っています。県のある小学校では5基の個室トイレがあり、それぞれに簡易手洗い設備(ティッピータップ)を備えています。

©UNICEF/UNI217905/Abdul

コミュニケーション戦略、教材ツールの改善

全国手洗い事務局は、石けんを使用した手洗い促進コミュニケーション戦略の改善と、より地域文化に根差したコミュニケーション教材の改訂を進めました。

着手した新しいコミュニケーション戦略は、2020年4月までに完成する予定です。