プロジェクト進捗レポート
2010年8月9日、ユニセフ・ウガンダ事務所から、今年の10月15日、世界手洗いの日に向けた、全国手洗いキャンペーンの進捗状況について、レポートが届きました。
「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」の支援が、今年8月からの様々な活動に活用され、世界手洗いの日を目指して、現地が盛り上がっていく雰囲気が伝わってきました。
進捗状況は、今後、随時、このページでお伝えしていきます。
今、ウガンダでは、10月の世界手洗いの日に向けた全国手洗いキャンペーンの準備が進められています。今年初めから、いくつかの地域でキャンペーンの前段階となる活動が実施されており、本格的なキャンペーンは30県で開始される予定です。
2010年7月までに、キャンペーン の前段階として以下の活動が行われました。
- 対象となる30県でキャンペーン実施を前向きに進めていくための準備会合が開かれました
- 2,834人の手洗い大使が選ばれ、トレーニングを受けました。手洗い大使はコミュニティから選ばれたボランティアで、手洗いの メッセージを家庭内や村の中で人から人へと伝えていきます。
- 10県で簡易手洗い設備(tippy tap)に関する現在の状況を調査しました
- キャンペーンをより多くの人に知ってもらうための、メディア/広報計画が立てられました
- ウガンダの大統領夫人が主催する予定の全国キャンペーン開始大会の実施
- ウガンダの21のラジオ局によるラジオスポットやDJによる協力、トークショーの実施
- 手洗い大使向けに、手引書、ポスター、現場での活動用のTシャツを配布
- 30県でそれぞれの県キャンペーン開始イベントが実施されます。これらのイベントは、10月15日の世界手洗いの日にあわせて実施される予定です。
2010年8月からは、キャンペーンのための様々な活動が本格的に開始します。
©UNICEF Uganda/2010 手洗い大使も手洗いを実践(トレーニングの様子)
「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」から寄せられた資金は、特に8月からの本格的な全国キャンペーン実施のための活動の一部として活用されています。
ウガンダでの手洗い促進のためにお寄せいただいたご協力に、心より感謝申し上げます。
2010年8月9日
ユニセフ・ウガンダ事務所
※上記のキャンペーンには、「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」の支援だけではなく、ユニセフ・ウガンダ事務所の 資金も使われています。