プロジェクト進捗レポート
2010年からスタートした「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」は、当初の3年間の目標を達成。
2013年12月時点での成果をお伝えいたします。
<2010年〜2012年までの活動>
6715人の手洗いアンバサダーが誕生
120万人の母親へ啓発活動を実施
村の人びとに手洗いキャンペーンを伝え、簡易手洗い設備(ティッピー・タップ)を普及する手洗いアンバサダーが、年間120万人以上の母親に、石けんによる手洗いの大切さについて情報を伝達しました。
簡易手洗い設備(ティッピー・タップ)の普及
手洗いの割合は29%へ
トイレ横に設置されるティッピー・タップが普及し、推定282万人以上の人びとが日常的に手洗い設備を使えるようになっています。プロジェクトの対象県では、全国平均を上回る手洗い普及率29%を達成しています。
<2013年の活動>
小学校での石けんを使った手洗い教育の推進
30県で選定された小学校150校の教員300人に対し、石けんによる手洗いの大切さや教育・普及方法について研修が行われました。手洗いに関する補助教材や、衛生の知識を掲載した掲示用カレンダーも提供され、学校での手洗い実践が進められています。
優秀実践事例を全国に普及
手洗いキャンペーンを対象県から全国へと波及させるために。これまでの成功例が文書や映像にまとめられ、全国で配布されました。今後、各県の衛生事業において手洗いが重要な柱のひとつになっていくことが期待されています。
全国的なコミュニケーションの実施
9つの地域のラジオ局が参加し、ラジオで手洗いの広報スポットが広く流されました。世界手洗いの日(10月15日)や他の衛生キャンペーンと連携した広報の取り組みも成果をおさめています。