プロジェクト進捗レポート
2010年からスタートした「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」。
3年間の活動のうち、2010年12月時点での成果をお伝えいたします。
ミレニアム開発目標(MDGs)が目指した乳児死亡率を下げる目標は、2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)に引き継がれ、2016年からサラヤは、SDGsの17の目標項目のうち「1.貧困をなくそう」と「6.安全な水とトイレを世界中に」を達成するため、安全な水や衛生設備だけでなく、石けんを使った正しい手洗いを普及する活動を継続推進していきます。
120万人の母親への啓発活動
2010年の終わりまでに40県の5歳未満児の母親120万人が、コミュニケーションプログラムや個別の面接手段により、石けんによる手洗いについて触れる機会を得ました。
40県の13,500村で、手洗いアンバサダーの活動が本格化。
2010年の終わりまでに、40県の13,500村で「手洗いアンバサダー」が任命され、トレーニングを受け、手洗いに関するメッセージを伝えました。手洗いアンバサダーは、村で最初に手洗いキャンペーンを人々に伝える役割をになっています。
数十万基の簡易手洗い設備の設置を支援
2010年の終わりまでに、対象県において、トイレの近くできちんと機能する簡易手洗い場(Tippy tap)が数十万基設置され、普及率が22%から26%にまで向上しました。また、スタンドと手洗い桶のついた手洗い用タンク(60リットル)合計354基が調達され、グル県、キトゥグム県、パデル県、アビム県の177校の小学校で役立っています。
数十万基の簡易手洗い設備の設置を支援
2010年の終わりまでに、対象県において、トイレの近くできちんと機能する簡易手洗い場(Tippy tap)が数十万基設置され、普及率が22%から26%にまで向上しました。また、スタンドと手洗い桶のついた手洗い用タンク(60リットル)合計354基が調達され、グル県、キトゥグム県、パデル県、アビム県の177校の小学校で役立っています。
ラジオCMなどでの手洗い啓発キャンペーンの展開
合計27局のラジオ局が全国レベルで協力し、手洗いの啓発コミュニケーションを実施しました。マスメディアを通じた活動では、30秒のスポットラジオCMのほか、DJのコメントやトークショーが放送されました。さらに特に10月15日「世界手洗いの日」とその前の週は集中してこうした取り組みが実施され、"世界手洗いの週"の間には、ラジオ番組でジングル(短いCMソング)やスポット、トークショーなどが放送されました。全国のさまざまなラジオ局が今も取り組みを続けています。
プロジェクトの対象地域
- 1. Iganga イガンガ
- 2. Mukono ムコノ
- 3. Arua アルア
- 4. Dokolo ドコロ
- 5. Amuria アムリア
- 6. Lira リラ
- 7. Pallisa パリサ
- 8. Nebbi ネッビ
- 9. Tororo トロロ
- 10. Soroti ソロティ
- 11. Abim アビム
- 12. Katakwi カタクゥイ
- 13. Kamuli カムリ
- 14. Kumi クミ
- 15. Mbale ムバレ
- 16. Kyenjojo キェンジョジョ
- 17. Bushenyi ブシェンイ
- 18. Mpigi ムピジ
- 19. Mbarara ムバララ
- 20. Kabalore カバロレ
- 21. Hoima ホイマ
- 22. Kasese カセセ
- 23. Wakiso ワキソ
- 24. Mubende ムベンデ
- 25. Kawempe Division (KampalaCityCouncil) カウェンペ地区(カンパラ市)
- 26. Kiboga キボガ
- 27. Kabale カバレ
- 28. Bundibugyo ブンディブギョ
- 29. Ntungamo ントゥンガモ
- 30. Masaka マサカ