プロジェクト進捗レポート2013

プロジェクト進捗レポート

2010年からスタートした「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」は、当初の3年間の目標を達成。
2012年12月時点での成果をお伝えいたします。

120万人の母親への啓発活動

2012年の終わりまでに、40県の5歳未満児の母親120万人を対象に、コミュニケーションプログラムや個別の面接手段により、石けんによる手洗いについて触れる機会を作る活動が進んでいます。

40県の13,500村で、手洗いアンバサダーの活動が本格化。

2012年の終わりまでに、40県の13,500村で、6,715人の手洗いアンバサダーが養成されました。手洗いアンバサダーは、村で最初に手洗いキャンペーンを人々に伝える役割をになっています。

数十万基の簡易手洗い設備の設置を支援。
手洗いの割合は、27%へ。

2012年の終わりまでに、対象県において、トイレの近くできちんと機能する簡易手洗い場(Tippy Tap)が数十万基設置され、対象県における手洗いの割合は2009年の14%から27%にまで向上しました。
またスタンドと手洗い桶のついた手洗い用タンク(60リットル)合計354基が調達され、グル県、キトゥグム県、パデル県、アビム県の177校の小学校で役立っています。

ラジオCMなどでの手洗い啓発キャンペーンの展開。(推定300万人の母親へ)

3年間を通して、合計27局のラジオ局が全国レベルで協力し、手洗いの啓発コミュニケーションを実施しました。5歳未満児の母親300万人(40%)が、マスメディアのキャンペーン活動を通じて、石けんによる手洗いのメッセージに触れる機会を得ていると推定されています。
また、2012年も10月15日に開催された「世界手洗いの日」のイベントを支援。合計12,282人の大人と7,487人の子どもが各県のイベントに参加しました。